世界遺産、上賀茂神社へ参詣しました。
造営は678年。
正式名称が賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)の上賀茂神社は、御祭神が雷のような強い力で厄を払う加茂別雷大神。
賀茂別雷大神は上賀茂神社の北北西約2kmの神山の、山頂の最も大きな岩(磐座)に降臨したとされています。
一の鳥居をくぐると、神馬舎が目に入ります。
お名前は神山号。
日曜祝日と大きなお祭りのある日は出社していて、にんじんをあげられます。
お皿に入れた状態であげるのですが、結構衝撃がありました。
そして、神馬舎一帯で撮った写真だけなぜか白く霞がかかったように写っていました。
神馬パワー!?
二の鳥居。
神馬舎からすぐなのに、こっちの写真はいつも通りで、神馬舎を写した時のような白い霞はかかってはいません。
奥に立砂が写っています。
立砂とは、御祭神の賀茂別雷大神がご降臨になった神山を模したもの。
「清めの砂」や「盛り塩」の起源ともされ、古代祭祀において神様の依り代である神籬の役割を果たしていたそうです。
そんな立砂の写真を撮り忘れてしまいましたが、上賀茂神社のウェブサイトからVRで見ることができます。
手水舎で清めます。
楼門。
美しい。
楼門をくぐって右手にある重要文化財、貨幣(祈祷殿)。
新春書道の奉納、「希望」。
国宝の本殿と権殿。美しい。
現在のものは文久3年(1863年)に造替されたそうです。
幕末の動乱の時代から見守ってたんだろうなと、過去に想いを馳せつつ、、、。
楼門を出て、重要文化財・片岡橋を渡り、
縁結びの社・片山御子神社へ。
片山御子神社は、上賀茂神社の24ある摂末社の中で、第1摂社に定められています。
御祭神は、上賀茂神社の御祭神の賀茂別雷大神の母神・賀茂玉依姫命で、縁結び・恋愛成就・家内安全・子授け・安産の神様として篤く信仰されています。
私もしっかりお祈りしました。
重要文化財・玉橋。
こちらは渡れません。
伊勢神宮の遥拝所。
お伊勢さんにも長らく参拝していないので、五十鈴川を思い浮かべながら拝みました。
渉渓園を散策。
夏は蛍も見れるこの神社は、お水も綺麗。
渉渓園を歩いていたら知らぬ間に上賀茂神社の境内から出ていたようで、二葉姫稲荷神社にもお参り。
あとから知って驚いたのが、どうやらこちらは心霊スポットらしいのです。
ただ私結構そういう感性が強くてこういった場所がダメなはずですが、別に嫌な感じはしませんでしたし、その後嫌なことが起こったってこともありませんでした。
ただの誤解っぽいです。
そして願い石へ。
睦の木と呼ばれる、樹齢300年以上のスダジイの木。
一つの根から何本も幹が伸びているところから仲睦まじい家族を表し、家族の絆や家内安全を見守って下さっているそうです。
願い石(陰陽石)。
渉渓園に、古く龍が住む池があったとされ、その池の底からこの願い石である陰陽石が出土したとされています。
陰と陽が極まり融合した(実った)姿を表しているそうです。
両手で同時に触れてそのパワーをいただいてから、奥の賀茂山口神社にお参りするといいそうなので、両手で触れてから、
賀茂山口神社にお参り。
願い事、叶いますように!
他にもたくさん見どころがある上賀茂神社。
清々しいながらも明るく開放的な気分になれる、私の大好きな神社のひとつです。
おまけ。
鳥居の近くにある、あんこが入った平べったいやきもちのお店です。
すぐ食べるときは焼いてくださいます。
私はあずきが苦手なので食べたことはありませんが、お土産に喜ばれるので、参拝するといつも買って帰ります。
(2021年2月参拝)
〒603-8047
京都府京都市北区上賀茂本山339
075-781-0011
駐車場:あり(有料)